これが私の2009年の夏の手。


こんな時期があったと古いアルバムを整理していたら、思い出したっけ。

この皮膚の感じが全身にあった。顔も首も腕も胴体も足も全部。


常に痒くて、常に熱くて、常に黄色い液が出ていた。
そして、常に惨めだった。


こんな状態でよく働けていたと思う。


ステロイド剤を沢山投与して1年間病院に行ったけど、結局左目の白内障と多くの副作用に悩まされて終わりだった。


『その身体で一生を過ごしてください』そう言われた日は死刑宣告みたいだった。

西洋医学を諦めて、東洋医学に切り替えて、針とか薬草とか沢山やった。香港にも飛んで有名な先生と呼ばれる人の所にすがる思いで飛んで行った。


だけど、結局治らなかった。


食べ物を変えなさいと言われて、変えた。良くなった、そしてまた悪くなった。


背骨が曲がっているから神経を圧迫しているのだと説明されれば、大金をはたいてカイロに通い続けた。


アーユルヴェーダの大学にも通い、

スピリチュアルカウンセラーと呼ばれる人にもすがり祈る事を始め、

ビジュアルカウンセラーと言う人の講演会を聴けば、

皮膚が治る所を想像した。


厳しい食事療法をして、

腸内洗浄とか、

オイルを飲むとか、

色々な良いと言われている療法を試した。


南米にいって臓器のほぐし方も学び、

YBRをしている時には神経が緩んで、

症状が一旦はおさまった。



でも、また出て来ちゃう。



もうこの世を去っても良いかと思う時に、キネシオロジーに出会った。


自分の体に何が必要かを筋肉反射を使ってきいて行く方法。


食べ物が悪いのか、環境があっていないのか、それとも先祖のたたりなのか。


その中でインテグレイティッドヒーリングに出会い、私の体は徐々に息を吹き返して来た。


キネシオロジー、エネルギーワーク?そんなもん、信じないって思っていた。


だけど、このインテグレイティッドヒーリングは、

セラピストとして働いて来たマチルダが

もっとトークセラピーよりも効果的な方法をと言って考案した方法。


だから、このヒーリングの行程がとてもカウンセリングのようになっている。


何が原因で、どうしたいのか、それに対して何が出来るのか。


それを自分は本当に選ぶのか?


それを自分は信じてこれから進んで行くのか。


自分を内観するだけではなく、人生に対して新しい選択をしていくことを促すセラピーだと思う。


自分の問題点を客観視し、どうしたら変えて行けるのか。


沢山のセッションを受けて、私は、徐々に皮膚が良くなって行った。


きっとこの2009年の私の時よりも、私の世界に対する見方が変わった。


世界に対する見方が変わったら、身体の表面の見え方も変わった。


皮膚が治って来た。


マシな人間になったと思う。


人生に対して、いつも私は犠牲者だった。


あの人が悪い、これが悪い、こんな出来事が悪い。


その犠牲者意識から飛び出す事はなかなか難しい。

だって、犠牲者意識の方がらくだから。


恥ずかしいけど、この皮膚でいたら誰かが私の心配をしてくれた。


自分がこの皮膚を憎むのと同じ位、誰かの愛を欲していた。


そんなぐるぐる巻きになったネガティブな意識を1つのセッションで気付かせ

解放してくれるマチルダのクラスで

私は犠牲者でいる事が難しくなった。


それよりも、自分の人生を自分らしくクリエイトしていく本当の強さを学んだ。


だから、マチルダをこのロスに呼ぶ事にしたの。


多くの人に自分の人生の目的から外れて、

ある一定の思い込みに足を取られてもつれている状況から

抜け出せる事を知って欲しくて。


この写真を見るたびに、自分の人生がこの数年間でどれだけ変化したかを感じずにいられません。


是非、IHの講習会を受けてみてください!



インテグレイティッドヒーリング ロサンゼルス オーガナイザー

滝口いず美





ちなみに現在の手はこんな感じです!

 

体験物語 1

体験物語 2

体験物語 3

体験物語 4

体験物語 5

体験物語 6

体験物語 7

体験物語 8

体験物語 9

体験物語 10